動画撮影!これでお父さんの株が上がります!

いつもは、広報、企画、営業、人事、総務などの動画関係の担当者様が興味を持ってくださりそうなこと、
疑問に思われそうなことを書いている記事ですが、前回から家庭のお父様の視点でビデオ撮影のコツを書いています。
普段は、営業をやっているのでカメラを回しているわけではない私ですが、それでも動画に携わる仕事をしている者として、
恥ずかしくない映像を撮影しようと家庭では頑張ってビデオカメラを回しています。
運動会、発表会、家族旅行などビデオ撮影のチャンスはたくさんあります。家庭でのあなたの株をあげるチャンスかもしれません。
企業で使う動画を制作する際に役立つ知識もありますから、ぜひお付き合いください。
- 準備の段階から差が出ます
- ストーリーを考えよう
- 映像は極力固定で
- 1カット10秒以上撮影する
- 主役以外の映像も撮ろう
- みんなで鑑賞
- 機材は結構重要
前回の記事で上2つの項目について説明させていただきました。今回はその続きから説明させていただきます。
映像は極力固定で
いよいよ実際に撮影するときのコツです。運動会などではビデオカメラを固定してというのは不可能ですよね。
何が伝えたいかと言うと”手振れしない”ということです。手振れした映像を見てるとよっちゃいますから
内容どころではなくなります。手振れしないコツをいくつか挙げていきますと、
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手振れ防止機能を使うカメラについている機能です。手振れを補正して少なくしてくれます。
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ビデオカメラを持っている手を支える脇をしめ、もう一方の手も使ってなるべく固定します。肘をおけるようなものがあれば利用したり撮影してる間、息を止めるのも手振れを押さえる一つの手段です。
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三脚、一脚を使うお持ちで、撮影現場で使用可能ならぜひ使いましょう。やはり映像が安定します。
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歩きながら撮影しない歩きながら撮影していることを見かけますが、家庭用カメラで歩きながら安定した映像を撮るのは、プロでも難しいと思います。撮影の際は、極力止まって撮影しましょう。どうしても移動する場合はカメラの軸を意識してゆっくり移動しましょう。
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ビデオカメラはゆっくり動かす左右にカメラを振ることをパンすると言いますが、運動会ではカメラを左右に動かすことはよくあると思います。 右から左そしてすぐに右に戻すとカメラが動き回ると、素人っぽさが出やすくなります。難しいかもしれませんが、撮影しているお子様が どういった動きをするか予測しながらむやみにカメラを動かしまわらないようにしましょう。動く範囲が大きい場面は、 画面の枠を広めにしてお子様が画面から出にくくしておくのも一つの手段です。
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ズームは控える便利な機能なので皆さん良く使われていると思います。運動会や発表会ではお子様とビデオカメラの距離がありますから、 基本ズームした状態でビデオカメラを回されることが多いと思います。ですが、機会があれば試していただければと思うのですが、 ズームした画像は、ズームしていない画像より手振れが目立ちます。ズームの度合いが大きいほど目立ちます。 ズームすると小さな範囲を撮影することになりますから、小さな動きでも大きくなってしまうからです。なるべく、 お子様との距離が近いところを確保して撮影しましょう。
1カット10秒以上撮影する
撮影を数秒で止めてしまうことは珍しいと思います。この項目は編集をされる方に向けてお伝えしたい内容です。
撮影した映像すべてが編集で使えるわけではありません。
撮影した映像が数秒で、始めか終わりの数秒が手振れなどで使えないとき、
そのカットは1、2秒なんてことになったら、あとで見た人はどんなシーンか理解できないままになってしまいます。
せっかく撮影したのにもったいないですからね。
撮影ボタンを押す前にカメラに映っている画角を確認して、カメラを安定した状態から撮影しましょう。
そして、ここまでを使おうと思うところまでビデオカメラを回したら、一呼吸おいてから撮影を止めましょう。
今回はいかに安定した映像を撮るかを中心にお伝えしてきましたが、このあたりで残りは次回の記事で書いていければと思います。
”撮りたいように撮るからそんなコツはいらない”とか
”機会があれば試してみます”とか
動画に興味がある方であればいつでもお問い合わせお待ちしています。